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2009年2月 1日 (日)

「学力とは何か」(諏訪哲二)読了

いや〜,面白かった!

修学旅行のDVDを作り終え,その最終工程でイメージファイルに書き出すのに4時間ほど必要だとパソコンに言われたので,その間は読書タイム。

本当は,今週の授業の予習をしなければいけないはずだったが,誘惑に負けた。

ちょこちょこと時間を見つけて読み進めていた「学力とは何か」の残り半分を一気読みした。いや〜,面白い!

今まで漠然と感じてきたこと,そして,うっぷん晴らしもかねて「Sphinxのひとこと」に断片的に書いてきたことが,整理されてここにあった。さらに,私にはない視点からの意見もたくさんあって,勉強不足を痛感させられた。

この本の中で私の感覚で理解できなかったのは,PISA型学力を信奉する人が拝欧主義であると,バッサリと切り捨てているところだけ。私自身はフィンランドの教育から学べることがたくさんあると思っている。

それ以外の部分は,首を何度も縦に振り,そうだよね,そうだよねと心の中でつぶやきながら読んでいた。

後書きの一文を引用する。

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学力が低下したことより,学力の低下を含む子どもたちの人間力の低下の方がずっと問題なのである。だから,教育業界も親も,学力が低下したからと学力に向かって直線で走り出すことよりも,もう一度子どもがおとなになることや,近代的な個人(市民)になること,学校や教育とのつながりをじっくりと考えてみる必要があるのではなかろうか。
---

学力向上のために授業時間1割増とか行事削減とか言う,その脊髄反射のようなシンプル思考が非常に腹立たしい私だが,今までどうしてそんなアホな考えがまかり通るのか理解できなかった。しかし,この本を読んで,そういう人がどうしてそう思ってしまうのか,初めて理解できた。

実は,先日読んだ尾木直樹さんの「教育破綻が日本を滅ぼす!」は,方向性には同意できるような気がするけど,その主張にそのまま乗っかる気持ちにはなれなかった。つまり違和感を感じた。しかし,こちらの本にはまったく違和感を感じなかった(PISAを除く)。

私にとって,MAPを学ぶということは,こどもたちの人間力の低下に立ち向かうための武器をもつということだと思っている。学力,学力と言う人のことを信用していないが,そう言ったところで世間一般は変わらない。世間一般に受け入れられている「学力信仰」がまがい物であるということを,MAPを通じて証明していかなければいけないという気がする。

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