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友人

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2009年2月 2日 (月)

冬の月は高い

学校から駐車場に向かいながら,月を見る。

冬の月は高度が高い。今日の月はほとんど天頂近くに輝いていた。

太陽の高度が季節によって変化することは,小学校で習うことなのでよく知られている。太陽の高度が高くなる季節が夏で,低くなる季節が冬。これは地球の自転軸が少し傾いているために起こる現象である。

それとまったく同じ理由で,夜に輝く月の場合は冬に高くまで上り,夏は低空にとどまる。太陽と季節が逆なのは,夜に輝く月が太陽の反対側にあるから。

ところで,今日,高く輝く月と地平線のちょうど中間の高さには,宵の明星(=金星)が光り輝いていた。金星がこの高さでこの方角に見えることは珍しい。普通の宵の明星は,もっと西のもっと低いところに見えることが多い。

実は,つい2週間前に,金星は太陽からもっとも東に離れた場所にいた(東方最大離角)。太陽からもっとも東に離れるときの太陽からの角度は48度ぐらいなので,太陽が地平線に沈んだときに,金星は南西の方角に見えることになる。

東方最大離角を過ぎると,金星はだんだん太陽に近づいていく。3月25日に太陽の前を横切って,太陽より西に出ると,夕方には太陽より先に沈んでしまうので見えなくなる。そうなると今度は明け方に,太陽が昇る直前に東の空に輝くことになる。これが明けの明星である。太陽からもっとも西に離れるのは,6月6日だ。

この東方最大離隔から西方最大離角にかけては,金星が地球のすぐそばを通るので,いつもに増して明るく輝く時期でもある。明るく輝き,しかも高い位置に見える今が,金星の見頃の時期なのである。

今日のほしぞら

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