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2009年9月の19件の記事

2009年9月27日 (日)

おじいちゃんと泉ヶ岳登山

この週末,鶴岡からおじいちゃんが来ている。土曜日にえぼしスキー場から後烏帽子岳(→地図)に登った後,仙台に寄ってくれた。

鶴岡のおじいちゃんは登山が趣味で日本中の山を登り歩いている。先日,北海道の大雪山系で登山ツアー客が遭難・死亡した事故があったが,その時も遭難現場の近くの山を登っていたとのこと。

taroには,おじいちゃんが健脚なうちに,一緒にたくさんの山を登ってほしいと思っている。

そんなわけで,今日は泉ヶ岳(→地図)に登ってきた。リフトでスキー場のてっぺんまで行き,そこからカモシカコースを歩いて頂上へ。下りは水神コースを降りてきて,水神でお昼ご飯というコース。

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まずはリフトでスキー場のてっぺんへ。ガスがかかって見通しが悪い。

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スキー場から,兎平を通って岡沼へ。岡沼は沼だが,水がないことが多いそうだ。今日も水はなかった。

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カモシカコースを登って頂上へ。カモシカコースは,石がゴロゴロした急な坂道だった。taroはよくがんばって登ったものだ。頂上は,完全にガスがかかっていて,さらに風も強くて寒かった。ときおり雲が薄くなったときに日ざしの暖かさをかすかに感じたが,雲が取れることはなかった。残念!

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下りは水神コース。水神でお弁当を食べた。

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途中,泉岳少年自然の家の近くにある牧草地にも寄ってみる。疲れて倒れ込むtaro。でも,駐車場が近いと分かって元気に歩き出した。

それにしても,泉ヶ岳の頂上まで登ったのはいつ以来だろう。今度は晴れた日に,またtaroを連れてこよう。

2009年9月26日 (土)

大自然と音のキャンプ終了

MAP研究会の10周年記念イベントに向けた準備と,JRCのトレセン報告パンフレットの件で忙しく,ブログまでなかなか手が回らない。

少し前の出来事になってしまったが,9月23日にくりこま高原駅までtaroを迎えに行った。3泊4日の「大自然と音のキャンプ」が終わったのだ。

くりこま高原駅の入口で待っている間,どんな表情で帰ってくるのかとドキドキしていた。きっと満足して帰ってくるだろうと期待しながらも,初めてのお泊りが3泊もあって寂しくなかったかとか,他のこどもたちと友達になれたのかと,いろんな心配が頭をもたげてくる。

でも,車から降りてくる taro は,意外に普通の表情だった。父を見つけて近づいてきて,開口一番しゃべった言葉は「また来たい」。一緒に参加したこどもたちと戯れあったり話したりしている姿を見て,心配が杞憂に終わりホッとした。

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taro曰く,お母さんのことは時々思い出したが、お父さんのことは思い出さなかったそうだ。はい、それでOKよ!

車から大きく長い竹筒を引っ張り出した。これも楽器だそうだ。10月10日の「くりこま高原カントリーパーティー2009」で練習の成果を披露する。皆さんもよかったら,カントリーパーティにいらっしゃいませんか?

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大自然と音のキャンプレポート(森のようちえん日誌)
1日目
2日目
3日目
4日目

2009年9月22日 (火)

「自転車は車道を走る」ことにはなっているが…(追記)

河北新報社のウェブサイトにこんな記事が載っている。

飛び出しや車道走行 自転車マナー悪さ際立つ 宮城県警

 ドライバーは、全員が自転車の走行に危険を感じていると回答。複数回答で、約7割が飛び出し(一時不停止)でヒヤリとした経験があり、約6割が車道を走行する自転車を追い抜く際に危ないと感じていた。

 自転車利用者の交通ルールの順守状況では、ドライバーの約9割、歩行者の約8割、自転車の約7割が「極めて悪い」か「悪い」と答えた。自転車利用者の約1割が日常、交通ルールを守っていないと回答。理由は「面倒くさい」「みんな守っていない」「取り締まりされない」など、身勝手な答えが上位を占めた。(本文抜粋)

こういう書き方では,車道を走る自転車が法令違反やマナー違反をしているという意味になるよね?

事実はまるで逆で,自転車は原則として車道を走らなければならない。河北新報社は,どうしてこんな記事を堂々と出せるんだろう?

とはいうものの,車を運転していて車道を走っている自転車を追い越すときには,確かにかなり緊張する。下り坂で自転車のスピードが出てくる場合はなおさらだ。だけど,それは自転車が悪いわけではない。一度,自転車で車道を走ってみれば,車に追い越されるときの怖さがわかるだろう。怖いのはお互い様。要するに,自転車と車のレーンを分離して,互いに安全に通行できる道路をつくってこなかった行政が悪いということだ。

[参考]歩道と車道の分離 & 自転車道の設置(木島英登バリアフリー研究所)

鳩山総理大臣が,今日,国連気候変動に関する首脳会合で「日本の温室効果ガスを2020年までに1990年比で25%削減する」と宣言するとのこと。温室効果ガスを削減するとともに,貴重な資源(化石燃料)を無駄にしないためにも,自転車が安全に走ることのできる道路にしてほしい。

たとえば,折りたたみ自転車を車に積んでいって,気軽にパークアンドライドができるような街ができないかな…と思う。

(追記)

記事について河北新報社にメールで問い合わせをしてみたところ,丁寧な返信をいただくとともに,ウェブサイト上の記事の表題が変わっていた。

飛び出しにヒヤリ 自転車マナー悪さ際立つ 宮城県警

2009年9月21日 (月)

ザ・ギバー 記憶を伝える者

むちゃくちゃ,おもしろい。
そして怖い。

Giver
ザ・ギバー 記憶を伝える者
ロイス・ローリー/作
掛川恭子/訳
ユースセレクション(講談社)

読み終えたあと,見慣れた景色が違って見えるくらい衝撃的な物語だ。

作家の時間でお馴染みの,いわせん(岩瀬直樹先生)やKAIさんのブログで,最近たてつづけに話題になっていた本。

今の日本は,この物語に出てくる「コミュニティ」のようになりつつあるのではないか。自分も,「コミュニティ」に出てくる人たちのように「画一化」されているのではないか。そんな恐怖を感じる。

もう絶版になってしまっているらしいが,新訳で再版しようという動きがある。題名が微妙に違うのは,新訳だから。

最高の小説! 『ギヴァー ~ 記憶を注ぐ者』普及プロジェクト!!

ちなみに私は,広瀬図書館から借りたが,閉架書庫からわざわざ持ってきてもらった。こんないい本が,どうして閉架になっているのだろう。絶版になって手に入りにくいからかな?

大自然と音のキャンプ 2009:1日目

キャンプの様子は,家にいてもブログで知ることができる。
1日目の様子。

<森のようちえん日誌>

大自然と音のキャンプ 一日目!

<豊志のくりこま高原物語>

音のキャンプが始まった
音、いろいろ

2009年9月20日 (日)

研究授業の事後検討会を楽しく有意義にする

こちらのエントリー(今年度1回目の研究授業)にも書いたとおり,研究授業の後に行われる事後検討会を,もっと楽しく有意義なものにできないかという興味が,今の私にはある。

先のエントリーを書いた日に,今年度初の研究授業と事後検討会があった。今回は,こんなやり方で事後検討会をやってみた。

<準備>

授業中の生徒の行動や発言についてメモをするための用紙を事前に配布し,参観中に生徒の様子をメモしてもらった。

<事後検討会の場の設定>

体育館のフロアに長机を2つあわせた島を5つつくり,各島に1枚の模造紙を広げた。模造紙の真ん中には,それぞれ授業の時間帯と活動内容が書いてあり,参加者には自分が参観した時間帯の島に座ってもらった。

※今回の研究授業は9時40分から12時までという長いものだったこともあり,ほとんどの教員は授業の一部分しか見ることができなかった。

<前半の活動>

Cimg3458_2助言者の紹介など一通りのセレモニーが終わったところで,前半の活動に入った。まずは,自分が生徒の様子についてメモしてきた用紙を,模造紙にどんどん貼り付けた。

次に,席を立って他の島に移動し,自分が見ていない時間帯の生徒の様子を,模造紙のメモを読みながら確認した。このとき,模造紙のメモの中で,後半の活動(話し合い)で取りあげてみたいものがあったら,★印を付けてもらった。

<論点の整理>

前半の活動をしている教員の様子を見ながら,★印のついたメモの内容を考慮して,後半の話し合いで何を取りあげるのか,私ともう一人の研究部員で必死に考えていた(時間との戦い)。論点を3つにして,急いで模造紙に書き,ホワイトボードに貼り付けて掲示した。今回の論点は,

1.生徒同士の相互評価と評価シートについて
2.主体性の見えにくい生徒の主体性をどう引き出すか(今日の○○さんと△△くんの様子から)
3.就労をめざす生徒たちの主体性をどう伸ばすか(□□さん)

にした。いずれも研究授業の中で,これに関連するシーンがあり,事後検討会に参加した教員が模造紙に★印を多くつけたものだ。

ここで,参加者に1〜3のどの話し合いに参加したいか,考えてもらった。

<後半の活動>

Cimg3455_21〜3のそれぞれで集まってもらったところ,2と3は人数が多かったのでさらに2つのグループに分け,全体で5つのグループになって,テーマに沿った話し合いをはじめた。最初に,自分がこの論点を選んだ理由を全員に発表してもらい,そこから先はフリートーキングで。ただ,短い時間で結論を出してほしいので,話し合いの手がかりがあったほうが良いだろうと考え,写真のような「話し合いの観点」リストを掲示した。

Cimg3449左の写真は話し合いの様子である。どのグループも,とても和やかに話し合いが進んでいて,一人一人が自分の意見をしっかり発言していた。笑いも適度に起こっていて,リラックスして話し合いを楽しんでいる様子が伝わってきた。

20分間で「明日の授業を良くすることにつながる学び」を引き出して,その概要を色画用紙に書くようにとお願いしたが,やはり時間がもっと必要だった。結局5分少々のばして,やっとそれぞれの発表準備が整った。

最後に,各グループから話し合った結果を発表してもらった。たった25分程度の話し合いだったが,各グループともなかなか味わい深い内容の発表で,これなら明日からの授業に本当にすぐ使える学びだと感じた。

<事後検討会の感想>

事後検討会について,参加した教員の感想をうかがったので,いくつか紹介する。

広く先生方の意見を聞くことができて,とても勉強になった。1人でムツムツと考えているだけ…よりも,考えが深められた。先生方一人一人のメモを読むのも,「こんな視点があるんだ」とか「こんな工夫があったんだ」など,自分だけでは得られない気付きがあり,とても良かった。

全員が前を向いて座り,数人の先生が意見を述べて…と言ういつもの形式とはまったく異なる今回の進め方に,はじめは戸惑ったが,終了後は充実感を感じた。

とても楽しい検討会だった。オブザーバーのつもりで参加したのに,もっともっとお話しがしたい! 聞きたい! 時間があればなーと思った。全員参加型,演習形式の検討会であれば,授業を全部見ていなくても,快く参加できると実感した。(他学部からの参加者)

くりこま高原駅で taro を見送り

くりこま高原駅で taro を見送り

今日から3泊4日のキャンプに参加する。

くりこま高原自然学校の「大自然と音のキャンプ 2009」。

taro にとっては家族と離れての初めてのお泊り。かなり緊張した表情のまま、車に乗せられて旅立って行った。

2009年9月19日 (土)

自閉症の人を支援するiPhoneソフト・アンケート

iPhone を持っている人も,持っていない人も参加できます。
自閉症の方,ご家族の方,教育関係者,お友達,近所のみなさん,ぜひご協力を!

自閉症の人を支援するiPhoneソフト アンケートに協力してください

アンケートのお願いです

締め切りは,9月20日(日曜日)夜中12時(日本時間)まで。
私もさっそく協力してみました。

2009年9月18日 (金)

学年行事:泉ヶ岳登山(兎平まで)

心地良い日ざしの中,高等部1学年で泉ヶ岳に登ってきた。

泉岳少年自然の家〜三角山〜お別れ峠〜兎平〜旗頭(昼食)〜スキー場リフトで下山というコース。このグループの他に,三角山往復グループと自然の家周辺散策コースの3グループで活動した。

私は一番長い距離を歩く兎平コースを引率。木もれ日を浴びてややひんやりとした空気を感じながらの,気持ちのよい登山だった。

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旗頭で眼下に広がる泉ヶ岳のすそ野を見ながら,お弁当タイム。今日のお弁当は,生徒たちが早起きして自分で握ってきたおにぎりだ。この日のために,生活単元学習でおにぎりづくりの学習を積み重ねてきた。

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スキー場では,パラグライダーを楽しんでいる人たちがいた。目の前から飛び立っていくパラグライダーに生徒たちの目は釘付け。

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下りはスキー場のリフトで。下りのリフトは上りより数倍怖い。このリフトに乗ることが,今日の最大のチャレンジだった生徒も少なくない。でも,乗ってしまえば素晴らしい景色が広がる。みんな乗る前はビクビクしていたが,降りるときには笑顔になっていた。

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ところで,この話にはひとつオマケがある。

3台のスクールバスに分乗して泉ヶ岳を目指したのだが,自然の家まであと数キロというところで,先頭のバスの車内に煙が充満してきた。エンジンから煙が上がったのだ。

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これは大変と緊急停止して生徒をすぐにバスから降ろした。後続のバスもうしろに停車して,エンジンフードを開けて原因を調べていたとき,今度は2台目のバスからラジエターの冷却液が大量に漏れ出した。こちらは明らかにオーバーヒート。

3台中2台がダメになり,残った1台で生徒たちをピストン輸送する羽目になった。

危ないアクシデントも,無事に終われば楽しい思い出…と言えなくもない。

そうそう,もう一つ。昨日は介護体験の学生もうちのクラスに入っていて,一緒に登山に参加した。その学生さん,2日間の介護体験で特別支援学校の教員になりたいという気持ちがふくらんだと言っていた。

体験をする前は特別支援教育には興味がなかったと言うので,どの辺で興味を持ったのか聞いてみたら,生徒の素直さと,家族のようなクラスの雰囲気だそうだ。自分が体験してきた「先生と生徒が線で区切られている」ような関係ではなくて,家族のような人間関係がとてもよかったとのこと。これはうちのクラスの話だけではなくて,一緒に他のクラスで体験した学生さんも同じように感じていたそうだ。

なるほどね〜。学生さんが「質問してもいいですか?」といろいろ聞いてきたので,特別支援教育の魅力をいっぱいしゃべった。いつか一緒に仕事をする日がくるだろうか?

2009年9月17日 (木)

今年度1回目の研究授業

朝から自室にこもり,インドのお香を焚いて,iTunes でインドの音楽をかけている。

不安と緊張を鎮め,集中力を高めたいから。

今日は高等部で研究授業がある。キーワードは「チャレンジ」。来年の公開につながる初めての研究授業だ。

私の仕事は授業者ではなく,放課後の事後検討会で学びを引き出すこと。研究授業が終わったら必ず事後検討会という会議を行うが,今まで私がいろんなところで参加した事後検討会はどれも,議論が盛り上がらず,ほとんど学びのないものだった。

授業をした人も見た人も楽しく参加できて,終わった後に明日の授業が楽しみになるような,そんな事後検討会はできないものだろうか?

今日の事後検討会は,今まで自分が出た事後検討会とはまったく違うやりかたでやってみる。うまくいくかどうか分からない。

生徒もチャレンジ,授業者もチャレンジ。そして,事後検討会を進めていく研究部もチャレンジ。今日はみんなのチャレンジ・デイ。

2009年9月13日 (日)

弟の戦争

今日は,昨日の研修会の報告をずっと書いていた。
夕方3時過ぎにやっと完成!

MAP研究会・2009年度活動報告

夕方から夜にかけて,一冊の本を一気に読んだ。

Gulf

弟の戦争
ロバート・ウェストール 作
原田勝 訳
徳間書店

KAIさんのブログで紹介されていて,興味を持った。

読んでよかった。
taroにもすすめてみようか,どうしようか。

2009年9月12日 (土)

東北電子専門学校で統計の勉強

東北電子専門学校で統計の勉強

MAP研究会の9月研修で、東北電子専門学校に行った。

今日のお題は統計。

学習による生徒の変容を調べたいときに、学習前と後に同じアンケートをとって、二つの結果を比較したりする。

ありがちなのは、二つの平均値を比べる方法だが、それはあまりに安直なやり方だ。

統計を少し学んで、もう少し妥当性のある結論を導こうというのが、今日の研修の趣旨。

Χ2乗検定など聞き覚えのある言葉も出てきたが、ほとんど初めて聞く言葉だった。

今まで統計は敷居が高いイメージがあったが、エクセル統計というExcelのアドインソフトを使うと意外に手軽にできることが分かった。

2009年9月 8日 (火)

iPhone 3GS:Keynote Remote でプレゼンを操作

Itunes001_2今日のプレゼン(→ひとつ前の記事を参照)で,iPhone の Keynote Remote というアプリを使用した。

Keynote Remote で Mac の Keynote'09 と iPhone を無線LAN接続すると,iPhone の画面でプレゼンを操作したり発表者メモを見たりできるようになるのだ。

今日はじめて使ってみたが,なかなか使い心地がよい。プレゼンの時にパソコンの前に座る必要が無くなり,立ち歩きながら話せるし,パソコンの画面や投影されたスクリーンを見ずに,聞いてくれている人の表情を見ながら話せるところもありがたい。

残念なのは,画面上のリンクをクリックできないところ。私は,プレゼン資料をつくるときに目次のページをつくって,そこからハイパーリンクでそれぞれの内容に飛んでいくというような作り方をする。でも,Keynote Remote では次々にめくっていくことしかできない。今回は,目次のページをコピーして必要箇所に複数配置し,前進のみでも,目次のページに戻っているかのように見える細工をしてみた。

動画の再生なども iPhone からはできないようだが,Keynote Remote でできない操作は,今まで通り Mac に近づいていって Mac 上で行えばいいだけの話なので,その点は私には大きな問題にはならない。

ところで,Keynote Remoto の注意書きに「iPhone と Mac が Wi-Fi 接続されていることが必要です」と書かれているので,最初は AirMac などの無線LAN環境がないところでは使えないのではないかと思った。でも,実はそんなことはない。既存の無線LAN環境がないところでも,Mac と iPhone を直接無線接続することで(アドホック接続と言うらしい),ちゃんとプレゼンをリモートコントロールできるようになる。今日の会議室には無線LAN環境がなかったので,アドホック接続でプレゼンを行ったが,表示が遅くなるなどの問題は特に感じなかった。

ただし,アドホック接続の設定がちょっとわかりにくかったので,備忘録をかねて書いてみる。

【追記-ここから】
iPad2のKeynoteでプレゼンを行う際は,iPhoneのKeynote RemoteとiPad2のKeynoteを,Bluetooth接続でリンクさせることができる。下のように煩雑な手順を踏む必要もなく,とても快適。こちらの記事でちょっと触れている。

自閉症カンファレンス NIPPON 2011 に行きました(その1)
http://sphinx.cocolog-nifty.com/blog/2011/09/nippon-2011-1ae.html
【追記-ここまで】

・Mac の「環境設定」>「ネットワーク」で「AirMac」を選び,ネットワーク名のところをクリックして「ネットワークを作成…」を選択。

・「"コンピュータとコンピュータ"ネットワークを作成」というパネルが現れるので,新しいネットワークに適当な名前を付ける。チャンネルは「自動(11)」のまま。パスワードも設定する。40ビットWEPなら英数字で5文字。

・iPhone の「設定」>「Wi-Fi」を選択。「ワイヤレスネットワークを選択…」の選択肢に,先ほどつくった新しいネットワークの名前が出てくるので,それを選択(チェックマークがつく)。ここでパスワードも聞かれたかな?

・Mac で Keynote'09 を立ち上げて,プレゼンに使うファイルを開く。Keynote の「環境設定」>「Remote」で「iPhone および iPod touch の Remote を有効にする」にチェックマークを入れる。

・iPhone で Keynote Remote を立ち上げて,「設定」を押す。「Keynote リンク」で「新規 Keynote リンク…」をクリック。4桁のパスコードが表示される。

・しばらくして,Keynote'09 の「リモート環境設定」の欄に自分の iPhone が表示されたら,その右側の「リンク」ボタンをクリック。パスコードを入れるためのパネルが現れるので,iPhone に表示されている4桁のパスコードを入力。「リンクしました」の文字が出たらOK!

記憶を頼りに書いているので,前後関係などもしかしたら間違っているかも(ご容赦)。それに加えて,ちょっとした設定がいくつかある。

・アドホック接続のときは,iPhone の「設定」で機内モードをオンにする。そうするとWi-Fi がオフになってしまうので,Wi-Fi の接続を選び直す。(機内モードをオンにしないと,プレゼンの操作中に接続が頻繁に途切れる)

・NetBarrier X5 のファイヤーウォールの設定は「保護なし」にした(そうしないと接続できなかった)。これは AirMac経由の Wi-Fi 接続でもそうだった。

・Macの「環境設定」>「共有」で,「インターネット共有」にチェックマークを入れる。共有する接続回路は「AirMac」,相手のコンピュータが使用するポートは「Ethernet」。

高等部の研究会で指導技法の基礎知識をプレゼン

今日の高等部研究会では,自立と主体性をテーマにした研究を進めるための基礎知識みたいなものを,Keynote のプレゼンテーションで説明した(ところどころに体験学習も含めながら)。

目次を列挙するとこんなかんじ。

・生徒の一生のどこを見て指導するか
・指導の3つのステップ(教える→練習する→実践する)
・ABC分析と強化子
・課題分析(バックワード・チェイニング)
・Cゾーン・パニックゾーン
・1/3,1/3,1/3 メソッド

課題分析の説明で使うため,自分にとっては昔懐かしいこんな資料も配付した。

講演要旨
ビデオによる視覚支援を行った指導事例
—郵便局のATMの使用法とスパゲティのつくりかた—
http://hiroy.kir.jp/tokushu/conference02/kouen/abstract.pdf

これは,2002年の自閉症カンファレンスで発表したものの要旨だ。余談だが,この発表は,自閉症の視覚支援の世界で超有名な「ぽっしゅんbo-ya」も聞いてくれていたらしい(と,あとで本人から聞いた)。

話を元に戻して,今日のプレゼンには,かなり基本的な内容も入っているので,「わざわざ時間をとってこんな話かよ」とうんざりする先生もいるかなと心配だったが,プレゼン中に聞いている先生たちと目がよく合ったし,会議が終わってから「分かりやすかった」と言ってくれた先生もいて,少し胸をなで下ろしているところだ。

特別支援学校の教員は,高校などの一般の学校から転勤してくる先生も多いし,若い講師の先生もたくさんいる。「自立と主体性」という重いテーマを掲げて研究を進めるに当たって,こういう基本的な指導スキルみたいなものを共有しておく必要性を感じ,思い切ってこのような時間を取った。

本当は,転勤したり新任で入ってくる先生方に,こういうインストラクションを毎年行うべきではないかと思う。そういう機会を与えてもらえれば,しゃべりたい(共有したい)ネタはもっとあるんだよね。

・コミュニケーションを指導するときのコツ
・家庭との連携
・自立課題をつくろう

などなど。

特別支援の世界に入って半年ぐらいたった今頃が,こういう勉強をするいい時期なのではないだろうか。

日本をダメにした「正解主義」

日本をダメにした「正解主義」の呪縛を解け
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090907/204164/

とても納得して読んだ。
これからの教育を考える上でも,欠かせない視点だと思う。

一部だけ引用するが,全部読むことをおすすめする。

 会社でも学校でも同じだと思いますが、みんな100回会議して、正解を求めようとしているんですよ。でも、そんなことをやっていると、半年ぐらい過ぎてしまって、時代が変化しちゃっているわけですよ。そんなことはせずに、とりあえずやり始めて、100回修正した方がこの納得感に到達できる。そういう修正主義で人生も生きた方がいいでしょう。

そう言えば,前も書いたかもしれないが,向山高校の地学部の卒業生が,私の指導で印象に残ったことがあると教えてくれたことがあった。

それは,ウニ化石についての論文を読ませていたときのことで,その生徒が「論文にはこう書いてありました」と報告したのに対して,私が「で,あなたはどう思うの?」と聞き返したのが衝撃的だったというのだ。生徒は論文に書いてあることだから「正解」だと思ったのだろう。それに対して自分の意見を問われて,とても驚いたそうだ。

この出来事はもう15年以上前の話になるのだが,当時に比べても,「正しさ」とか「正解」というのもに偏狭にこだわる人が増えているような気がして息苦しい。

「正解主義」というのは,答えを他者にゆだねる,依存するということだよね。そんな人生のどこが楽しいのだろうか。一人の教員として,「正解主義」に染まらない人間を増やしていきたいと強く思う。

2009年9月 6日 (日)

ほうゆう祭り

今日は,ほうゆうのお祭りに行った。

まずは食堂でランチ。冷やしうどん(100円)とカレーライス(200円)を食べた。ノンビリ食べていたら,豪華景品の当たるボウリングゲームはチケットが売り切れてしまったが,「豪華じゃない景品でも良かったら」とオマケでさせてもらった。

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景品は包んであるものから自由に選ぶ。taroは一番大きいもの,ayuはたいそう悩んで筒状のものに決めた。包みを取ったらどちらもカップラーメン。50円×2でカップラーメン2個なので,親は満足。ayuはおもちゃじゃなかったので,かなりガッカリしていた。

買い物は,ほうゆうの新鮮野菜,まどか荒浜の蒸しパン,すまいる作業所の豆乳と厚揚げ,ローズガーデンの鉢植えのカランコエ(ayuが選んだ)。細長いプチトマトは,とても甘くてびっくりした。

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<メモ>

カランコエ:暖かいうちは外でOK。霜が降りる前に屋内にしまう。冬は室内の暖かいよく日の当たる場所で。

カランコエの育て方

2009年9月 5日 (土)

ポッケの森祭り

今日は1日中,高等部研究のためのプレゼン資料の作成をした。ひとつ調べると,面白くなってどんどん脇道にそれていき,なかなか仕事がはかどらない。(汗)

気分転換と昼食をかねて,昼過ぎに「ポッケの森祭り」に行った。ポッケの森は,知的障害者の通所授産施設で,弁当・豆腐・お菓子などの製造販売とレストランの運営を行っている。

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ポッケの森には,うちの学校の卒業生も何名かお世話になっている。今日は2人の卒業生と再会した。一人は2年前に担任したFくん,もう一人はきらママさんとこのきらくん。2人ともしっかり働いていい給料をもらっているそうだ。給料から毎月5000円天引きして貯めたお金で,来週,沖縄に旅行にいくとか。社会人としての生活をしっかり楽しんでいるんだな〜と頼もしく感じた。

今日はポカポカ陽気でお出かけ日和だったのに,昨年より人出が悪かったそうだ。新型インフルエンザの影響だろうか。来週の沖縄旅行は,台風やインフルエンザに負けないで,しっかり楽しんできてほしい。

2009年9月 4日 (金)

みんなで絵を描いてジグソーパズルをつくる

ダイソーなどの100円ショップで,何も書いてない無地のジグソーパズルを売っている。自分で絵を書いてオリジナルなパズルをつくろうというものだ。

今日うちのクラスで,この無地のパズルにクラスシンボルの絵を描いた。みんなで手分けをしてピースに色を付けていく作業が意外に面白くて,ブログで紹介する気になった。

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パズルのピースは5×5で25ピース。真っ白だったパズルに,どんどん絵が完成していくのを見ていると,それだけでワクワクした気持ちになってくる。生徒たちも楽しんで活動している様子だった。

なんでこんなものをつくったかというと,生徒たちが自分で立てた目標にむかってがんばるための,ちょっとした小道具にしたかったから。

Cimg3104

生徒たちはそれぞれ,朝のホームルームで今日はこんなことをがんばりたいと宣言する。1日の学校生活でその目標に向かってがんばったら,帰りのホームルームでそれがどうなったかを発表する。

1学期はそれで終わっていたのだが,2学期からは,発表した後,上手くできたかどうかでチケットをもらえるようにした。完璧にできたら2枚,できたけどもっと上を目指したいときは1枚,できたけど納得いかないときやできなかったときは0枚で,自己申告制。チケットの色は一人一人の生徒に対応している。

獲得したチケットは,帰りのホームルームが終わってから模造紙にはっていく。みんなのがんばりで1列張り終えたら,ジグソーパズルのピースを1枚ゲットできる。みんなの力で25ピースすべてをゲットしたら,クラスシンボルの絵が完成して「バンザーイ!」」というストーリー。

こどもだましのような気がしないでもないが,今のところ,みんな意欲的である。

2009年9月 2日 (水)

嗅覚や触覚、美的センス、感性—日本の学校で学べないこと

(株)キッズシティージャパン 代表取締役社長 兼 CEO 住谷栄之資さん—

外食の仕事は五感が大事。嗅覚や触覚、美的センス、感性が重要なのに、日本の学校ではそうしたことを全くといっていいほど教えない。学業以外のことを学べる場が必要ではないかと以前から感じていた。

不祥事で再確認したコンセプトの力
再発防止策講じ、第2の成長へ
キッザニア(キッズシティージャパン)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20090828/203675/

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