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2009年9月20日 (日)

研究授業の事後検討会を楽しく有意義にする

こちらのエントリー(今年度1回目の研究授業)にも書いたとおり,研究授業の後に行われる事後検討会を,もっと楽しく有意義なものにできないかという興味が,今の私にはある。

先のエントリーを書いた日に,今年度初の研究授業と事後検討会があった。今回は,こんなやり方で事後検討会をやってみた。

<準備>

授業中の生徒の行動や発言についてメモをするための用紙を事前に配布し,参観中に生徒の様子をメモしてもらった。

<事後検討会の場の設定>

体育館のフロアに長机を2つあわせた島を5つつくり,各島に1枚の模造紙を広げた。模造紙の真ん中には,それぞれ授業の時間帯と活動内容が書いてあり,参加者には自分が参観した時間帯の島に座ってもらった。

※今回の研究授業は9時40分から12時までという長いものだったこともあり,ほとんどの教員は授業の一部分しか見ることができなかった。

<前半の活動>

Cimg3458_2助言者の紹介など一通りのセレモニーが終わったところで,前半の活動に入った。まずは,自分が生徒の様子についてメモしてきた用紙を,模造紙にどんどん貼り付けた。

次に,席を立って他の島に移動し,自分が見ていない時間帯の生徒の様子を,模造紙のメモを読みながら確認した。このとき,模造紙のメモの中で,後半の活動(話し合い)で取りあげてみたいものがあったら,★印を付けてもらった。

<論点の整理>

前半の活動をしている教員の様子を見ながら,★印のついたメモの内容を考慮して,後半の話し合いで何を取りあげるのか,私ともう一人の研究部員で必死に考えていた(時間との戦い)。論点を3つにして,急いで模造紙に書き,ホワイトボードに貼り付けて掲示した。今回の論点は,

1.生徒同士の相互評価と評価シートについて
2.主体性の見えにくい生徒の主体性をどう引き出すか(今日の○○さんと△△くんの様子から)
3.就労をめざす生徒たちの主体性をどう伸ばすか(□□さん)

にした。いずれも研究授業の中で,これに関連するシーンがあり,事後検討会に参加した教員が模造紙に★印を多くつけたものだ。

ここで,参加者に1〜3のどの話し合いに参加したいか,考えてもらった。

<後半の活動>

Cimg3455_21〜3のそれぞれで集まってもらったところ,2と3は人数が多かったのでさらに2つのグループに分け,全体で5つのグループになって,テーマに沿った話し合いをはじめた。最初に,自分がこの論点を選んだ理由を全員に発表してもらい,そこから先はフリートーキングで。ただ,短い時間で結論を出してほしいので,話し合いの手がかりがあったほうが良いだろうと考え,写真のような「話し合いの観点」リストを掲示した。

Cimg3449左の写真は話し合いの様子である。どのグループも,とても和やかに話し合いが進んでいて,一人一人が自分の意見をしっかり発言していた。笑いも適度に起こっていて,リラックスして話し合いを楽しんでいる様子が伝わってきた。

20分間で「明日の授業を良くすることにつながる学び」を引き出して,その概要を色画用紙に書くようにとお願いしたが,やはり時間がもっと必要だった。結局5分少々のばして,やっとそれぞれの発表準備が整った。

最後に,各グループから話し合った結果を発表してもらった。たった25分程度の話し合いだったが,各グループともなかなか味わい深い内容の発表で,これなら明日からの授業に本当にすぐ使える学びだと感じた。

<事後検討会の感想>

事後検討会について,参加した教員の感想をうかがったので,いくつか紹介する。

広く先生方の意見を聞くことができて,とても勉強になった。1人でムツムツと考えているだけ…よりも,考えが深められた。先生方一人一人のメモを読むのも,「こんな視点があるんだ」とか「こんな工夫があったんだ」など,自分だけでは得られない気付きがあり,とても良かった。

全員が前を向いて座り,数人の先生が意見を述べて…と言ういつもの形式とはまったく異なる今回の進め方に,はじめは戸惑ったが,終了後は充実感を感じた。

とても楽しい検討会だった。オブザーバーのつもりで参加したのに,もっともっとお話しがしたい! 聞きたい! 時間があればなーと思った。全員参加型,演習形式の検討会であれば,授業を全部見ていなくても,快く参加できると実感した。(他学部からの参加者)

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