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2009年12月 5日 (土)

生徒を社会で育てる「デュアルシステム」

昨日,車でラジオをつけたら,とても興味深い話をしていた。「デュアルシステム」という,高校生の長期の職場体験学習である。

運転しながら必死にメモをして,帰宅してから調べてみた。

高校生の職業体験実習というと,年に1回3日間程度の期間で行なうのが普通だろう。ところがこのデュアルシステムでは,もっと長期にわたる実習を行う。ある高校を例にすると,1年生で10日間の職場研修を3回,2年生になるとそれが2ヶ月間(40日)になるだそうだ。

おしごとナビ大田区
日本初のデュアルシステム
http://navi.pio-ota.jp/blog/index.php?ID=401

調べていくうちに,同じようなニュースをスクラップした記憶がよみがえってきて,パソコン内を検索してみたら,宮城県の仙台工業高等学校の記事が出てきた。仙台工業も,まさにこのデュアルシステムで指導しているのだ。

生徒と企業、半年じっくりお付き合い 仙台工高の長期研修好評(河北新報)

 仙台工高(仙台市宮城野区)の生徒が、半年間にわたって企業に出向く長期研修に取り組んでいる。「生徒と企業がものづくりの現場でじっくり付き合える」とおおむね好評で、研修を受けた生徒を採用する企業も出てきた。学校側は長期の研修制度を教育の一つの柱にしたい考えだ。

ある学校では,茶髪にピアスで斜に構えていた生徒たちが,半年で一変したという。やる気のない状態で学校にくる生徒たちに必要なのは,こういう学習の場だと思う。

学校という仮想現実の場に囲い込んで,理解できない授業を聞かせている暇があったら,どんどんホンモノの場(地域社会)に放り込んで,体を動かして学ばせればいい。学校でしかできない教育もあるが,社会でしかできない教育もある。

義務教育の9年間でグダグダになってしまった生徒たちをいかに真剣に学ばせるか,高校生活の3年間を無駄に過ごさせないためにも,ぜひこのデュアルシステムをいろんな高校で取り入れてほしい。

昨日のラジオに出演していたゲスト,菊地栄治先生の記事を参考にどうぞ。

早稲田大学研究者紹介WEBマガジン・第22回
菊地 栄治(Eiji Kikuchi)
早稲田大学教育・総合科学学術院助教授
子どもたちの生きる時空間を中心に「学びの場」を紡ぎ直す
http://www.waseda.jp/rps/webzine/back_number/vol022/vol022.html

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