科学もいらない!—事業仕分けは「木を見て森を見ず」
今度は科学予算。
事業仕分け 科学予算バッサリ、毛利館長も防戦
http://www.asahi.com/politics/update/1113/TKY200911130413.html
政府の行政刷新会議は13日の「事業仕分け」で、学校での理科教育の充実から、次世代スーパーコンピューターまで、科学技術関連事業の大幅な削減を求めた。前政権までは「技術立国」を掲げて巨額の国費を投入してきたが、仕分けでは「聖域」なくムダ削減に取り組む姿勢を示した。
理科教育の充実やスーパーコンピューターは無駄なのか!?
あーびっくり!
民主党の言う「コンクリートから人へ」ってどういう意味なんだ?
資源の乏しい日本がこれまでやってこれたのは,最先端の科学技術と高い学力,そして国民の勤勉さがあればこそでしょう。理科教育にかけるお金を無駄扱いするとは,理系出身の鳩山総理大臣も同意することなのか。
これから人口が減り,さらに高齢社会になっていく日本をどんなふうにしていきたいのか。事業仕分けからその方向性を感じとることができない。まあ「聖域なし」と言っている時点で,すでにダメだよね。聖域なしということは優先順位もなしということだから。
しかしグランドデザインもないところで,どうして個々の案件の要不要が判断できるんだろう。こういうのを「木を見て森を見ず」と言うんだろうな。どういう森に育てたいのか,そのイメージもないところで,「この木は切る」とか言ってるんだから。もっと遠くを見て仕事をしようよ。レベルが低すぎるぞ。
【事業仕分け】最先端科学も“敗北” 「スパコン世界一」を否定 ノーベル賞受賞の野依氏憤慨
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/091113/stt0911131914010-n1.htm
次世代スパコンは最先端の半導体技術を利用。ウイルス解析や気候変動問題のシミュレーションなど広範な研究での活用が期待されている。「1秒あたり1京回」という計算速度が売りで、現在、世界一とされる米国製の10倍の速度になる算段だ。平成24年度から本格稼働の予定だが、総額約700億円の国費が今後必要なため、財務省は見直しを求めている。(中略)同研究所の理事長でノーベル化学賞受賞者の野依(のより)良治氏は「(スパコンなしで)科学技術創造立国はありえない」と憤慨していた。
しかし,今回の事業仕分けの対象は全事業の1割にも満たないと言うが,いったいどういう観点で選定されたものだろう。ちょっとネットを探したけど,選定の根拠にたどり着けなかった。
事業仕分け対象一覧(MSN産経ニュース)
http://sankei.jp.msn.com/economy/finance/091109/fnc0911092103015-n1.htm
予算圧縮は別なやり方でできないのかな。こんなやり方よりは,各省3%減と決めて,どの事業を切るかをそれぞれの省庁で決めさせた方が,まだマシなような気がするが。
| 固定リンク | コメント (0) | トラックバック (0)




































































































最近のコメント